We're not in Kansas anymore. この意味は?

最終更新: 2日前


直訳すると、「私たちはもうカンザスにいない」ですが、

このフレーズの意味をご存じですか?

これは有名な映画、オズの魔法使いのあるシーンで登場する台詞です。ある日、主人公のドロシーは愛犬のトトと竜巻に巻き込まれ、家ごと不思議なオズ王国へと飛ばされてしまいます。

そして、初めて見るオズに驚き、戸惑うドロシーはこう言います。

"Toto, I've a feeling we're not in Kansas anymore." トト、私たちもうカンザスにいないみたい



英語圏では映画や本の台詞が会話に登場することがよくありますが、これもその1つです。

日本に置き換えて考えると、「これが目に入らぬか!」とスゴイ物を見せびらかしたり、トンネルが続く電車に乗っているときに、「国境の長いトンネルを抜けるとそこは・・・またトンネルだった」と面白おかしく言ったりするような感覚です。

実際にカンザスのフレーズが使われるときは、ドロシーの台詞の後半だけで使われることが多いです。

We're not in Kansas anymore.

さて、肝心なこのフレーズの意味です。ここで言う「カンザス」とは自分にとって心地いい場所(環境)を示しています。その「カンザス」から足を踏み出した状態であるため、不慣れな環境や状況に置かれているということを意味します。

初めての海外旅行で電車の乗り方が日本と全く違うことに驚いたとき。


転職初日、仕事のやり方が前の会社と全然違うと動揺しているとき。


今までは言われたことをやるだけでよかったのに、「上司」という立場に初めて立ったとき。

このように、自分の comfort zone (心地良い場所)から一歩外に踏み出したときに使います。






例文

After you graduate from college, you start working and realize that you're not in Kansas anymore. You realize that you actually know nothing about the world. 大学を出て就職すると今まで通りにはいかないことに気が付く。分かっているつもりでいた世の中は見知らぬ世界なのである。



You know you're not in Kansas anymore when you have a one-way plane ticket with just a backpack and a pocket full of change. 片道航空券を握りしめ、所持品はリュック1つにポケットに収まるだけの小銭。未知の世界へ飛び立とうとしているのだ。


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