panic buying 買いだめ

Panic buying =買い占め、fuel=煽る|新型コロナウイルスにまつわる英単語やフレーズ

panic buying 買いだめ

新型コロナウイルスであらゆるところに影響が出ていることもあり、メディアはコロナ一色の今日この頃。今回は、そんなコロナウイルス関連のニュースでよく目にする・耳にする単語を英語で覚えましょう。

まずは、「買い占め」。これは、「なくなるかも」というパニックから急いで買いに行くところを想像すると納得の単語です。

panic buy

慌てて買いだめする・買い占める

People are panic buying toilet paper amid panic over the coronavirus.
コロナウイルスをめぐり、トイレットペーパーの買い占めが起きている。

続いては「備蓄する」。日本語でも「ストックしておく」と言うので、比較的覚えやすいのではないでしょうか。ちなみに、pileとは山積みになったもののことを指します。

 

 

stockpile

備蓄する

Irrational stockpiling can lead to price gouging.
分別のない買いだめは価格の暴騰につながることがある。

 

 

stock関連ではこちらの単語も。

stock up (on~)

(~を)買いだめする、まとめ買いする

Hundreds of shoppers are stocking up on toilet paper.
大勢の買い物客がトイレットペーパーのまとめ買いをしている。

 

「買いだめ」でよく使われる単語には hoard もあります。

hoard

買いだめする

Fear of the coronavirus is causing people to hoard food and household supplies.
コロナウイルスへの恐怖は、食品や家庭用品の買いだめの原因になっている。

 

 

 

false rumors

デマ情報(噂)

 

最近よく耳にする「虚偽報道」を意味する「フェイクニュース」という単語ですが、英語で「デマ情報」と言うときにも、「フェイク」に似た falseという単語が出てきます。True or false question(〇×問題 )にも使われている “false” とは、「嘘の」「虚偽の」「 誤った」という意味。

 

False rumors of shortages of rice lead to panic buying and chaos in stores.
米が不足するというデマ情報により、買い占めや店舗でのカオスを引き起こした。

 

 

その他にも、以下のような単語でも「デマ情報」を表現できます。

misinformation

誤報、ガセネタ

The World Health Organization has launched a TikTok account as part of its efforts to cut through coronavirus misinformation online.

出典元:The Verge

世界保健機関は、コロナウイルスに関するオンラインのデマ情報を排除する取り組みの一つとしてTikTokアカウントを作成した。

 

hoax

でっち上げ、作り話

Unbelievably, some politicians are promoting the idea that the coronavirus is a hoax.
信じられないことに、一部の政治家はコロナウイルスがでっち上げだという考えを推進している。

 

 

fuel

煽る、刺激する

 

「煽る」という単語は、「燃料」を意味する fuel を動詞として使います。

False rumors fuel panic buying of toilet paper worldwide.
世界的なトイレットペーパーの買い占めは、デマ情報により煽られている。

Social media fuels the spread of misinformation about the coronavirus.
コロナウイルスに関する誤った情報の拡散は、ソーシャルメディアによって助長されている。

 

resale

転売

 

続いては、「転売」。転売とは、一方で買ったものを他でもう一度売るという意味の単語ですので、英語では resale(再販売)という表現になります。

Japan has banned the resale of masks at high prices.
日本はマスクの高額での転売を禁止した。

 

 

Better safe than sorry.

過剰な反応や心配は控えるべきですが、やはりまずは自分の身を守ることが大前提。そうすることで、自分が媒介者になることも避けられます。このような状況に相応しいのがこのフレーズ。

 

「後で後悔する(sorry)するより、安全(safe)な方がいい」という意味から、用心に越したことはない、転ばぬ先の杖、備えあれば憂いなし、念には念を入れる、石橋を叩いて渡るといった意味のフレーズです。

  
最後に・・・

あらゆる情報が出回っているコロナウイルスですが、重要なのは目・鼻・口の粘膜に他人の唾液などの体液が付着するのを防ぐことです。また、手指衛生を徹底し、自分の免疫力を上げるためにも栄養・休養・保温に気を付けて日々を過ごしましょう。

 

 

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