「明日は我が身」英語ではこんな心温まるエピソードが背景にあるフレーズも!

最終更新: 20時間前


人生は、思ってもいないところでカーブボールを投げてくるものです。一寸先は闇とはこのことです。


会社からの収入で生計を立てている人であれば、ある日突然、解雇を言い渡されたら生活の基盤を失うことになります。


1つの誤った選択、あるいはいくつもの小さな過ちが積み重なり、人生は思ってもいない方向に進み出し、大切なものを全て失うかもしれません。


ここまで極端でなかったとしても、今日は他人ごとと思っている災難も、明日は我が身の上に降りかかってくるかもしれない。だからこそ、救いの手を差し伸べるべきなのです。こんな温かい意味を含む「明日は我が身」ということわざは、英語にも存在します。しかし、日本語でも「明日は我が身」「今日は人の上、明日は我が身の上」「昨日は人の身、今日は我が身」とバリエーションがあるように、英語でも言い方は何通りかあります。その中でも覚えやすく、個人的に好きなフレーズをいくつかご紹介します。



Today you, tomorrow me.

直訳:今日はあなた、明日は私。





覚えやすいとてもシンプルなフレーズですが、実はこれ、アメリカ版2ちゃんねるのようなサイト Reddit で取り上げられた有名なエピソードで登場した台詞です。そのエピソードを書いたアメリカ人男性は、ある日ハイウェイを運転していました。しかし、タイヤがパンクしてしまい困っていると、メキシコから移民してきた男性が車を停めて助けてくれたのです。お礼にと$20ドルを渡そうとすると、英語を話せないメキシコ人男性は知っている英単語を並べるようにして、"Today you, tomorrow me."とだけ言い残しその場を去って行ったそうです。以来、このアメリカ人男性はハイウェイや車で困っている人を見かけると、自分を助けてくれたメキシコ人男性のように積極的に救いの手を差し伸べ、お礼にとお金を渡されても "Today you, tomorrow me."とだけ伝えているそうです。心温まるエピソードですね。





It might be you tomorrow.

直訳:明日はあなたかもしれない。



might とは可能性の度合いを表す助動詞で、「ひょっとすると~かもしれない」という意味です。しかし、似たような意味を持つ単語に may もあります。might と may の違いは何なのでしょうか。might と mayは、本質的には同じ意味と捉える人が多く、実際、会話では同じように使われています。しかし、文法的に見ると、2つの単語は若干異なります。


どちらも物事の状態や相手の気持ちを推し量る推量の表現法ですが、mightにはややためらいがちな感じがあり*、仮定していること、事実に反すること、ほぼ起こり得ないことなどを表現するときに多く使われます。(*徹底例解ロイヤル英文法)



If you don't hurry, you might miss the train.

急がないと電車に乗り遅れるよ。


If I win the Summer Jumbo Lottery, I might buy a house in Shonan.

サマージャンボ宝くじが当たったら湘南に家を買うかもしれない。


If I had consulted you first, I might not have been fired.

先にあなたに相談していたら、クビにはならなかったかもしれない。




一方、mayは起こり得ること、事実に基づくこと、見込みがあることなどを表現するときに多く登場します。


Steve may move to France next year.

来年、スティーブはフランスに引っ越してしまうかもしれない。


She may quit her job soon.

彼女はもうすぐ仕事を辞めてしまうかもしれない。


I may go for a walk after dinner.

夕飯の後、散歩にでも行こうかな。






It could happen to anyone.

直訳:それは誰にでも起こり得る。






couldも「~であり得る」という可能性を表します。度合では、may と might の間ぐらいの見込みがあるぐらいと思っていていいでしょう。


また、anyone の部分を me や you、あるいは any one of us に置き換えることでバリエーションをつけられます。


It could happen to me. = 私にも起きるかもしれない


It could happen to you. = あなたにも起きるかもしれない


It could happen to any one of us. = 私達のうち誰にでも起こるかもしれない




It could have happened to anyone.

直訳:それは誰にでも起こり得たことだ。(誰に起きてもおかしくなかった)



It could happen to anyone の現在完了形です。たとえば、人員削減で仲間が解雇されてしまったとします。そんなときに「誰に起きてもおかしくなかった」という意味でこのフレーズを使うことができます。あるいは、上のように、It could have happened to any one of us. と anyone を any one of us に換えることで「私達のうちの誰にでも」と強調することができます。


It could have happened to any one of us.

直訳:私達のうちの誰に起きてもおかしくなかった。





It could have happened to...という2つのフレーズの発音ポイントは、could haveの部分です。could have は、could'veと短縮し、発音も「ダヴ」あるいは「ラヴ」と短くすると、ネイティブっぽい発音になります。








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