やっておきます 任せて I'm on it

ビジネスでもよく使う「やっておきます」「任せて」を英語で言うと?

 

やっておきます 任せて I'm on it

 

「明日までに○○しておいて欲しいんだけど」

「○○に必要な書類ってどれか知ってる?」

このような要求や質問に対して使えるのが今日ご紹介する便利なフレーズ。

 

今日のフレーズ

I’m on it. 
やっておきます
任せてください
了解です

 

 

例文

まずはこのフレーズがどのように使われるか、例文を見てみましょう。

 

A: We need to check and see if Steve already has this information.
スティーブがもうそのことを知っているか確認する必要があるわね

 

B: I’m on it.
了解(確認してみます)

 

 

 

 

A: We need to have this document translated into Japanese ASAP!
大至急、この書類を日本語に訳してもらわないと!

 

B: I’m on it.
任せてください

 

   ※自分が翻訳するのではなく、他人に「翻訳してもらう」という言い方はこちらの記事でチェック!

 

 

 

A: I wonder what time the presentation starts today.
今日のプレゼン何時からでしたっけ?

 

B: I’m on it. (Checks the website) Well, it looks like it starts from 3 pm.
ちょっと調べてみますね(ウェブサイトを確認)えっと、3時スタートみたいですよ。

 

 

 

 

 

A: I need you to make 10 copies of this document for me real quick.
この書類のコピーを急いで10枚とってもらえる?

 

B: Don’t worry, I’m (already) on it.
大丈夫、もうコピー中だよ

 

A: Oh, you’re my hero!
あぁ、めちゃ助かる~

 

 

どうでしょう?このフレーズが登場するシーンのイメージが出来てきたと思います。

 

 

フレーズの意味

I’m on it. このフレーズを直訳すると「それ(it)」に「乗っている(on)」という、かなりトンチンカンな意味になってしまいますが、ここで言う “it” とは求められているタスクのことです。それに「乗っている」つまり、「取り掛かっている」(あるいは間もなく取り掛かかる)ということです。

 

あなたの求めていることに取り掛かるよ、やるよ、安心してね

大丈夫、そのことは私が既に対処していますよ、任せて

 

I’m on it は、「私が責任を持ってやるよ」といったニュアンスを含むため、話し手を安心させるフレーズでもあります。(その代わり、きちんとやり遂げましょうね)

 

 

 

 

文法から見る意味

このフレーズの文法を見ると I’m on it と現在系になっていますが、意味は必ずしも現在系ではありません。

「今既に取り掛かっている状態」

「これから取り掛かる」

この両方があり得るため、どちらかは状況で判断する必要があります。

 

あるいは、最後の例文のように I’m already(既に)on it のようになっていることもあり、この場合はもう既に取り掛かっているということがはっきり分かりますね。

 

 

発音ポイント

次は発音ポイントです。

このフレーズをリズミカルに言うには音のリンキングが重要です。リンキングとは、音と音を引きずるようにリンク(つなぐ)して発音することです。

具体的には、

① I’m on it. [m] と [o] の部分 → /も/

② I’m on it. [n] と [i] の部分 → /に/

また、最後の [t] も会話スピードだと聞こえたり、聞こえなかったり(言ったり、言わなかったり)します。

 

I’m on it. (あぃにっ)

 

また、I’m を省略して “on it” と短くして言う人もいます。この場合も、音をリンクして言うことでリズミカルになります。

 

 

On it.にっ)

 

 

 

 

バリエーション

最後にバリエーションをご紹介。

I’m on it と同じニュアンス、同じタイミングで使え、嬉しいことにとても短いフレーズです。

それが、こちら。

 

You got it.

了解

 

 

直訳をすると、「あなたは持っている」とまたまた意味がよくわからない雰囲気がありますが、この場合の “it” は、求められているタスクやリクエストのことです。それを、あなたはすでに持っている(got)。

 

どういうことでしょうか。

 

つまり、「あなたのリクエストしたことは必ずやるので、もう終わってあなたのところにあると思っていいですよ」ということです。

映画でよく聞く、”Consider it done. (終わったも同然と考えて)”と同じですね。(それか、「お前はもう死んでいる」みたいな・・・いや、ちょっと違う・・・)

 

 

次回、誰かに何かを頼まれたら、さりげなく I’m on itYou got it を使ってみてくださいね。

 

 

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